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●「ゾーンバス乗り継ぎ」制度
この制度は、複数の系統を「ゾーン」分けすることで、効率的な配車と乗り継ぎによる乗客の利便性を高めるシステムです。
では、どのようなシステムかを説明いたします。
ちょっとばかり長文になります。
系統番号 | 始発 | <・経由地・> | 終着 |
87 |
竹谷駅 | 中三国・西中野・岩上 | 壬生駅 |
88 |
竹谷駅 | 中三国 | 三国5丁目 |
89 |
中野公園 | 西中野・岩上 | 壬生駅 |
90 |
中野公園 | 西中野・古江台3丁目 | 古江バスセンター |
91 |
三国5丁目 | 中三国・古江台3丁目 | 古江バスセンター |
92 |
古江バスセンター | 岩上 | 壬生駅 |
「竹谷・壬生線」の87〜92系統バス路線をピックアップしてみました。
いやぁ、実にキレイな路線図のように見えますねぇ(自画自賛・笑
さて。一筆書き配車も可能なように見えますが、こちとらバス会社です。
無駄な経費は1銭たりとも使いたくねー!ってなわけで。
ここで、よ〜く考えてみましょう。
では、乗客数の多い路線から順に「オレンジ」「緑」「青」で色分けしてみるとどうでしょうか?

竹谷駅〜壬生駅間の幹線道路はドル箱路線なのでデイタイム「毎時6本(10分間隔)」で運行するとしましょう。
ラッシュ時はもっと輸送しなければならないので5分間隔(12本)にもなるでしょう。
では住宅地の中三国〜三国5間・中三国〜古江台間ではどのくらいの間隔で運転すればいいでしょうか。
ラッシュ時は駅まで20分間隔(毎時3本)ぐらいであればいいと思われます。
でも、デイタイムは30分間隔(毎時2本)でも充分でしょう。
さて、中野公園〜西中野間は公園や学校、新興住宅が立ち並んでいます。
ここもラッシュ時3本、デイタイム40分間隔(毎時1.5本)ぐらいでも充分でしょう。
となると、コレをすべて反映しちゃうととんでもない事に(笑
竹谷駅〜中三国間はデイタイム8本(7分30秒間隔)、ラッシュ時にもなると15本(4分間隔)という凶悪なダイヤともなります。
こうなるともう車の数が足りなくなります。
そのうえ、三国5丁目から西中野・壬生駅方面へ出かけると、一旦どこかで乗り継いで行かなくてはなりません。
こうなると1回出かけるのに2回分の運賃を支払うことになります。
定期券ならば距離数に応じての料金制度になりますが、たまに使う人には不公平極まりないですよね。
そこで「乗客数の多い路線を優先的に配車するシステム」と「たまに長距離乗車する旅客へのサービス」が必要となります。
系統番号 | 始発 | <・経由地・> | 終着 | 乗継接続 |
本線 35 |
竹谷駅 | 中三国・西中野・岩上 | 壬生駅 |
中三国で支線35・支線37、西中野で支線36 |
幹線 35 |
竹谷駅 | 中三国 | 三国5丁目 |
中三国で本線35 |
支線 35 |
中三国 | | 三国5丁目 |
中三国で幹線35 |
幹線 36 |
中野公園 | 西中野・岩上 | 壬生駅 |
西中野で本線35、岩上で幹線37 |
支線 36 |
中野公園 | 西中野・古江台3丁目 | 古江バスセンター |
西中野で本線35、古江BCで本線38 |
支線 37 |
三国5丁目 | 中三国・古江台3丁目 | 古江バスセンター |
中三国で本線35、古江BCで本線38 |
本線 38 |
古江バスセンター | 岩上 | 壬生駅 |
古江BCで支線36・支線37 |
系統番号ごとにグループ分けし、本線・幹線・支線という風にクラス分けをしてみました。
これによって、【本線→幹線・支線】【幹線→本線・支線】【支線→全線】への乗り継ぎを可能にするわけです。
本線系統を毎時6本(10分間隔)から最大毎時12本(5分間隔)で運転して、30〜40分間隔で支線系統を接続。
ちなみに、幹線系統は「本線・支線直通系統」で、本線の合間に運転。
ま、要は「大阪市営バスで採用されていた『ゾーンバス』制度」をパクっただけなんですけどね(笑
「SR旅客鉄道」は架空の都市を走る架空の鉄道路線です。
駅名の一部に実在の都市名がありますが一切関係ございません。
また、設定に現実では無理な点があってもツッコミはなしでお願いいたします(笑)。